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農の中でも、化学肥料、農薬を2年以上使わずに栽培しする「有機農法」で栽培しています。ここで農業をして20年近く使っていません。出来るだけ、自然の営みを利用し、「人と自然にやさしい」農業をめぜしています。ですから、今の科学技術を否定している訳ではありません。昔の江戸時代の農業に戻るのでは、品種改良し食べやすくなった今の農作物とは合わないからです。ですから、有機栽培にも色々ありますが、トラクターやビニールハウスと言った直接作物や土に触れない部分では化学技術を利用しています。

なぜ農薬や化学肥料を否定するかと言いますと、農薬ができたのは1920年頃に化学合成の農薬ができはじめました。初期の農薬は目先の殺虫や除草など機能ばかりに気が取られ環境や人体に対する影響を考慮していませんでした。残留化学物質や環境汚染という形で多大な副作用を人と自然に与えてしまいました。その後安全基準など出来て改善して当時の農薬より格段に「安全」にはなってきましたが、化学物質による農薬は副作用が出てきてから規制するというサイクルが現在も続いています。やはり、未来へのリスクが多いため、次の世代の影響を保証できるかと心配が残るので、使わない事を選びました。遺伝子組み換え技術を伴わない品種改良については、それをしてきた人類が存続しているのが安全保証です。                                               また、農業機械などの技術は、エンジンを使うと大気汚染など影響があるのですが、農業で利用しなくても、他産業ですでに使われていています。ですから、増え続ける人口を支えるためには必要と考えています。